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壊れたエアコンを完全リフレッシュ  ちょっと効きが悪い…と思ったらすぐ点検!

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壊れたエアコンを完全リフレッシュ  ちょっと効きが悪い…と思ったらすぐ点検!の写真

思い入れの深いスポーツカーは、なかなか手放せないもの。年式が進んでも、なんとか乗り続けたいと思う気持ちはよくわかる。新車のスポーツモデルが極端に減ってしまった今ドキは、特にそういうこだわりのオーナーが増えていることだろう。
今回の修理事例でご紹介する20年前のFC3S型RX-7のオーナーも、そんなこだわり派のひとり。エアコンの効きが悪くなるたびにエアコンガスを補充していたが、走行中にエンジンルームから異音が出て、そのうち焦げ臭くなり、ついにエアコンがまったく効かなくなった。
原因はコンプレッサーの焼付きとベルト切れ。点検に出したディーラーには、修理が難しいので買い換えを進められたという。しかし手放す決心がつかず、エアコン修理に定評のある"アサノ電機"に助けを求めた。

今回、修理に訪れたのは約20年前の名車“FC3S”RX-7。年式は進んでいるが、走行距離は少なくまだまだ現役で走りまわっているとこのこと

パーツも探してくれる親切な対応!

コンプレッサー焼付きの原因はいろいろあるが、アサノ電機で調べたところ、このFCの場合はオイル切れと判明。エアコンサイクル内に壊れたコンプレッサーの破片や汚れがまわり、配管類にも汚れが溜まってしまったため、コンプレッサーだけでなくレシーバー、エキスパンションバルブ、エバポレーター、配管類とエアコン関係の全ての部品を交換することになった。
ディーラーでは手に入らないと言われたパーツも、アサノ電機が調べて入手に成功。さすがに部品の納入に時間がかかったが、作業そのものは2、3日で終わり、お気に入りのFCは再び元気に走り回っているという。「エアコンガスを補充する時、同時に点検をして、必要ならオイルを充填しておけば、全部品を取り替える必要はなかったかも」と語ってくれたのは、メカニックの浅野竜太さん。

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キュルキュル音に続いて焦げ臭くなり、ついにエアコンが効かなくなった。コ
ンプレッサーは焼付き、クラッチ部分がロックされてしまっている

幸い、今回のFCの場合はパーツの入手が可能な年式ではあったが、それ以上の低年式車になると壊れた部品そのものを修理する必要が出てくるという。機械である以上、コンプレッサーなどにも寿命はある。その異常を早めに察知することが、結果的には愛車を傷めず、お財布の負担も少なくなるワケだ。
アサノ電機では、国産車なら約1万円くらいからエアコン点検を受付けてくれる。「最近、ちょっとエアコンの効きが悪いな・・・」と感じたら、すぐに相談してみるべきだ。

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劣化したコンデンサー、レシーバー、汚れた配管なども交換が必要。室内エバポレーターも含めて、一式交換することになった

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コンプレッサーはリビルト品を入手。それ以外は純正新品部品を使うことができた。20年前のクルマならなんとか部品も揃う

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最後にエアパージ、ガスチャージをして、交換カ所のガス漏れもチェック。これで作業は完了。約2、3日で修理そのものはOKだ

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交換部品一式。抜けてしまったエアコンガスを補充する際に点検を受けておけば、一度に多くの部品を交換しなくても済むかも

参考価格

20万円(点検料込み)
作業時間:約1カ月
(部品納入に時間がかかったため。作業そのものは2、3日)

取材協力

有限会社ASANO

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