まずは、へこんでしまった部分を溶接スライディングハンマーという道具で引っ張り出すことからスタート。状態を確認しながら丁寧に作業を進めていく。その後は、ハンマーで鈑金して、元のカタチに戻していく。この部分はパネルが非常に硬く、難しい作業だが、このショップでは特にこの作業にこだわっているという。
車のボディは、中にいる人間を守るための安全性能と、万が一、人などに衝突してし
まったときのショックを軽減するための様々な改良が行われてきたが、落下物に関してはあまり想定はされていない。当然と言えば当然だが、毎年、大気の状態が不安定となるこれからの季節は雹が降って、ルーフを傷つけることがよくある。
今回ご紹介するのは、落下物ではないが、お隣の物干し竿が倒れてきて、愛車のルーフに直撃した、というものだ。物干し竿とはいえ、重量があるものなのでルーフの凹みはかなりハッキリとついてしまった。自然災害のような予期せぬ出来事にオーナーも驚いたことだろう今回は、すぐに近所の専門工場へ駆け込み、この〝物干し竿?の跡をキレイに修理したという事例を紹介しよう。
まったときのショックを軽減するための様々な改良が行われてきたが、落下物に関してはあまり想定はされていない。当然と言えば当然だが、毎年、大気の状態が不安定となるこれからの季節は雹が降って、ルーフを傷つけることがよくある。
今回ご紹介するのは、落下物ではないが、お隣の物干し竿が倒れてきて、愛車のルーフに直撃した、というものだ。物干し竿とはいえ、重量があるものなのでルーフの凹みはかなりハッキリとついてしまった。自然災害のような予期せぬ出来事にオーナーも驚いたことだろう今回は、すぐに近所の専門工場へ駆け込み、この〝物干し竿?の跡をキレイに修理したという事例を紹介しよう。
ルーフレールにへこみ。
範囲は小さいが深いヘコミだ。
できるだけ鈑金で修復してから、パテで表面を整える程度にすることによって長い期間、乗っていても変わらない仕上がりが完成する。パテを塗布し塗装作業へ。修理した部分が目立たないよう元のカラーにあわせて塗装し、ユーザー納得の修理となった。
塗装作業
キレイに仕上がった
おまけ
このように大きな損傷の場合、専用の設備を使って車体の修復を行う。
どの角度から車がぶつかったのかなど、その状態を見分ける確かな目が必要となる。
参考価格
約66,000円 4日間