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修理のための部材

お役立ち情報

修理のための部材の写真

修理につかわれる部材等について解説します。

水性塗料は益々注目されている。

塗料

自動車用の塗料は、耐久性、耐候性に優れ、かつ、見栄えも美しいものが求められるため 建築用の塗料などよりも格段に高価格です。

塗料メーカーは数十社あり、各自動車メーカーでは 決まったメーカーの塗料を採用しているようです。そのため、ホンダ車ならホンダが使っている メーカーの塗料を使って塗装した方がベストですが、各メーカーの車を扱う修理工場ではすべての塗料を揃えておくことはできません。
そのため、調色で色をあわせていくので調色の技術が求められるのです。

修理のための部材の写真1

調色機
実際の車のカラーを目視しながら調節していく。

クリヤコートとは、本来の意味は、透明塗装のことです。クリヤコートを塗装することにより、輝きとツヤがでます。メタリック塗装ではアルミ片をサビから守るために パール塗装では塗装面を保護する目的でクリヤコートが塗装されます。

クリヤコートにもたくさんの種類があります。
トラック、業務用の軽自動車、社有車として利用されている場合が多い車種は、 ソリッド塗装のものが多くコストがかかりません。 高級外車、高級国産車、パール塗装などの車は塗料も高額、塗装の工賃も高額になります。

いい車にはお金がかかる、、、?

車のカラーは、同じような色でも微妙に異なります。カラーNo. を元に塗装します。カラーNo.は、メーカーにより記載されている部分が異なります。

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塗装ブース
チリ、ホコリをよせつけない。また作業者を守るための換気システムなども完備されている。

パテ

パテとは、一般的に鈑金後の形を整えるために行う作業です。 ボディのヘコミなどはボディのウラから叩出し、叩けないところは引っ張り出していくことにより でできるだけフラットにします。
(この作業は、多くの経験と高い技術が必要です) そして、パテを盛り、研磨することによりボディの形を整えて塗装の前段階が完成します。 パテにも多くの種類があり、パテを塗るのも一度きりではありません。パテの主材料は、 アルミとファイバーを混合した固いパテや中間パテ、そして鈑金パテと呼ばれるやわらかいパテがあります。

パテはそれぞれ主剤と硬化剤を現場で混ぜ合わせますが、気候、湿度に左右されるため すばやく、確実に作業していきます。 かたい、パテや中間パテを塗って、乾燥(乾燥機などがあれば、5分から10分)させ、研磨し、鈑金パテを塗り 乾燥、研磨という工程を経て塗装の前段階ができあがります。

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パテにも様々な種類がある

下地・サフェーサ

耐蝕性を有し、車のボディパネルである金属面との密着を高める塗料がサフェーサです。
鈑金後パテを塗り、研磨、そしてサフェーサ(中塗り)、塗装(上塗り)という過程で修理部分の塗装が行われていきます。
サフェーサとは正式には、プライマー・サフェーサーといい、塗料との密着を高めるプライマと部品表面を整えるサフェーサを混ぜた溶液のことです。速乾型のラッカープラサフと高機能型の2液プラサフが有ります。塗装は、パテ、研磨、サフェーサ、それぞれの仕上がりがあって、美しい塗装面が仕上がります。
ひとつひとつにプロの技術が生きているのです。

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このあと、乾燥させて研磨、下準備をした後に塗装される。

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