左折時にガードレールにぶつけてしまったこの車。実はこのようなケースは非常に多いのだ。初心者に限らず、ちょっとした不注意でぶつけてしまったという箇所は、バンパーやドアミラー、そしてこの左の後ろが多いという。

左側を損傷。鈑金での修理は無理そうだ。
「死角」といわれるこの箇所の損傷は結構多い。
ルームミラーを使っても一番見えにくい部分であり、この左後ろは「死角」といわれているのはご存知のことだろう。今回は、その左側面の修理事例を紹介する。
予算を抑えるための救世主、リサイクル部品を利用することになったが、自分の車にあったリサイクル部品が見つかりにくいのもこの左リアドアだ。中古の車から取り外したものがリサイクル部品となって流通するわけだが、左リアドアで状態のよいもので、かつ、自分の車と同じ色のパーツというのは数が少ない。
予算を抑えるための救世主、リサイクル部品を利用することになったが、自分の車にあったリサイクル部品が見つかりにくいのもこの左リアドアだ。中古の車から取り外したものがリサイクル部品となって流通するわけだが、左リアドアで状態のよいもので、かつ、自分の車と同じ色のパーツというのは数が少ない。
パーツ類を確認しながら、分解、リサイクル部品へ移植
見つかりにくい!左のパーツ
今回の場合も左のフロントドアは見つかったが、リアドアは同じカラーが見つからず色違いのものを使うことになった。それでも、新品部品を利用するよりはコストダウンが可能だ。
さて、カラー違いのドアの場合はドアの内側を塗装する必要がある。
また、内張の色味やガラスの色も違うこともあるのだ。例えば、いまの車は黒っぽいガラスが装着されているが、納品されたリサイクル部品はブロンズだったというようなケースだ。
さて、カラー違いのドアの場合はドアの内側を塗装する必要がある。
また、内張の色味やガラスの色も違うこともあるのだ。例えば、いまの車は黒っぽいガラスが装着されているが、納品されたリサイクル部品はブロンズだったというようなケースだ。
各ハーネスやガラスも移殖していきます。
損傷しているパーツから使えるものを再利用する
今回の場合は、幸いにもガラスが破損していなかったため、そのガラスを丁寧に取り外し、取り付けるリサイクル部品に移植することで対応、内張も同様の作業を行った。最後に塗装作業をして修理完了。フロントドアは同色だが、微妙に色味が異なるときはボディカラーにあわせて再塗装をしてもらうこともできる。
組付けて確認。これから塗装作業へ。
そのまま取付ることができるとお得だが…
新品ドア部品の場合は、ガラスが部品代に含まれていないため、ガラスまで損傷しているならそのまま使える
リサイクル部品のメリットは大きい。また多くの新品部品は無塗装のため必ず塗装が必要。このようにドアの交換ひとつとってもリサイクル部品がお得なのを理解してもらえるだろう。
リサイクル部品のメリットは大きい。また多くの新品部品は無塗装のため必ず塗装が必要。このようにドアの交換ひとつとってもリサイクル部品がお得なのを理解してもらえるだろう。
使えるものは再利用して完成