
”修復歴あり”のクルマとは、事故や災害によって、車体の骨格部位を損傷し、修正あるいは部品交換により修復したものを言います。
修復歴と事故車は必ずしもイコールではない!
例えば、接触事故によりドアをぶつけられても、その部分のヘコミを直しただけでは修復歴には入りません。一方、ドアそのものを交換し、ピラーなどの定められている部位まで修理などをした場合は、修復歴となります。
修復歴=安い?
中古車では、一般的に修復歴のあるクルマは敬遠される傾向が強く、価格も安く設定されている場合がほとんどです。しかし実際は、修復歴がないからといってコンディションが良いとは限らないし、逆に修復歴があってもしっかりと修理され、安全性が確保されているクルマであれば問題はありません。
欲しい車があったら、たくさんのクルマをみてみよう。
ですから、中古車を買う場合には、自分の耳と目でクルマをチェックすることが必要です。自分の欲しい車種を一台でも多く見ましょう。試乗するのが一番ですが、ボンネット、フェンダー、ドア、リアフェンダー、エンジンフードなど、パネル間の隙間が均一かどうか診るだけでも、ある程度のチェックはできます。ドアやボンネット、トランクなどを開閉したときの音を聞く方法もあります。
修復歴のあるクルマが安いのは確かなのですから、しっかりとしたチェックをして上手な買物をしたいものです。
修復歴のあるクルマが安いのは確かなのですから、しっかりとしたチェックをして上手な買物をしたいものです。