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塗装時の「調色」に活きる職人技

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塗装時の「調色」に活きる職人技 の写真

 それひとつで車全体のイメージがガラッと変わってしむほど、ボディーカラーは重要で繊細なものです。当然、塗装作業にも繊細な技術が要求されます。

まず、一口にボディーカラーと言っても、大きく分けるとソリッドカラー、メタリックカラーそしてパールカラーの3種類があり、さらにそのボディーカラーを再現するためのベースの塗料が100種類以上揃えられています。それらは、すべてナンバリングされていて、メーカー、車種ごとにどの色を何パーセントずつブレンドすればこの色が出る、というような調合比率がキチッとデータ化されています。
調色の作業はそれに基づいてベース色を4~8色以上ブレンドして行います。
しかし、実際は例えば同じボディーカラーのクルマでも青空駐車場とガレージ収納では色の褪せ方が微妙に異なりますし、塗料メーカーの発色特性や塗装作業の最終段階で吹き付けるクリアコートによっても 色味が変わることがありますので、その分も計算に入れて調色する必要があるのです。
そこだけは、具体的なデータもなく、1台1台のクルマに合わせた調色になるので、職人さんの経験や勘が大きくモノをいう部分です。何年も付き合ってきた愛車が鈑金塗装から無事に戻ってくるのは、その裏にこうした職人さんの技術があるからこそなのです。

100種類以上もの塗料をブレンドして、実車と全く同じボディーカラーを作り出すのが”調色”という作業だ。

塗料は年々、高品質に!

塗装時の「調色」に活きる職人技 の写真1

紫外線や雨や雪などにさらされる車の塗装面。
しかし、最近の塗料は研究が進み、耐久性は格段にアップしている。
ボディをサビから守り、美しい状態を長い間守ることができるようになりつつあるのだ。

水性塗料で環境にやさしく

塗装時の「調色」に活きる職人技 の写真2

水性塗料は有害物質が低減されているため、塗装作業をする人の健康を守ることができ、周辺環境にも考慮した塗料となっている。
特に都市部の鈑金工場での利用が進んでいる。
通常の塗料よりも調色、塗装などの作業が難しいということもあるようだが、今後はますます水性塗料の工場が多くなっていくだろう。

調色作業

塗装時の「調色」に活きる職人技 の写真3

実際のクルマのカラーにあわせて調色していく。

塗装作業

塗装時の「調色」に活きる職人技 の写真4

塗装作業の様子。
こちらも、経験と知識が必要な作業だ。

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