そして、一番普及しているのが、ご存知、油圧式だ。油圧式、と言うからには当然オイルを介してパワーを伝えているわけだが、パワステ機構に何らかのトラブルが発生すると、症状としてオイル漏れが起きるというケースが多い。
同じオイル漏れでも、配管からの漏れの場合は、早めに対応すれば部品代もそれほど高くないし、修理代全体も安く収まる。人間の病気と同じで早期発見が大事。エンジンルーム下にオイルの漏れ跡があったら、パワステ機構からのオイル漏れも疑った方がよいし、ハンドルが以前より重たくなったと感じるときなども要注意だ。
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安価でも安心!のリビルト部品「ラック&オピニオン」
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今やパワーステアリング(以下パワステ)ではないクルマを探すのが難しいくらい、パワステはあって当たり前の装備。動力方式には、油圧式、空気式、電動式の3タイプがあり、空気式はエアポンプを持つバスやトラックに、電動式は軽自動車や小型車に採用されることが多い。
ハンドルが重い?
リビルト部品で安心
だが、これがステアリングギアやオイルポンプといった構造部品からのオイル漏れとなると、話は違ってくる。
ラック&ピニオン式のステアリングギアの場合、国産車用の新品だとパーツ代だけで10万円くらいする。輸入車では、車種にもよるが交換費用も含めると50万円を超えることもある。だが、高いからと言って、命にかかわるパーツだけに、放っておくわけにもいかない。
そこで利用したいのが、リペアナビでこれまでにも何度か紹介している「リビルト部品」だ。中古のステアリングギアを分解し、損傷していたり消耗している部品を交換して元どおりに組み上げ、新品と比べても遜色のない性能を発揮する。中古部品が中古のまま使われるのとは、根本的に異なるのだ。
ラック&ピニオン式のステアリングギアの場合、国産車用の新品だとパーツ代だけで10万円くらいする。輸入車では、車種にもよるが交換費用も含めると50万円を超えることもある。だが、高いからと言って、命にかかわるパーツだけに、放っておくわけにもいかない。
そこで利用したいのが、リペアナビでこれまでにも何度か紹介している「リビルト部品」だ。中古のステアリングギアを分解し、損傷していたり消耗している部品を交換して元どおりに組み上げ、新品と比べても遜色のない性能を発揮する。中古部品が中古のまま使われるのとは、根本的に異なるのだ。
安い!安全のリビルト部品
価格的にも新品の半額以下で入手出来るし、ほとんどの場合、走行距離・期間などの保証もついている。今回取材したデルオートでは作業完了後にテストベンチで、シリンダー内の油圧を計測・チェックするなどして万全を期し、さらに走行距離無制限で1年間の保証もつけている。また、欧州車のリビルトを得意とし、ボッシュ(ZFLS営業部)と契約を交わしているため部品や技術情報を
いち早く入手できるようにしている。
今回は、8万kmの走行をこなし、サイドシールからオイル漏れを起こしているラック&ピニオン式ステアリングギアが、見事にリビルト品として復活するまでの過程を紹介しよう。
いち早く入手できるようにしている。
今回は、8万kmの走行をこなし、サイドシールからオイル漏れを起こしているラック&ピニオン式ステアリングギアが、見事にリビルト品として復活するまでの過程を紹介しよう。
取材協力
株式会社デルオート