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バンパーの擦り傷 交換するか、修理するか!?

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バンパーの擦り傷 交換するか、修理するか!?の写真

すんなり曲がりきれると思ったら、予想に反してブロック塀にバンパーをガリガリッと擦ってしまった。キズの程度は、そのまま乗っているにはみっともなく、かといって、バンパーを交換するほどでもない。とりあえずタッチペンで直したのだが、却ってキズが目立つようになってしまい、結局プロの手にかかることに…。

キズは浅いがかなり広範囲にわたっている。幸いヘコミは無かった。

バンパーを外さなないから安い!

最初からプロに頼んでおけば、少なくともタッチペン代と作業時間は節約できたのだが、いくらかかるか分からないまま工場に行くのも確かに不安だ。

  さて、このようなケースだと対処方法は大別して修理するか、バンパーを交換するかの2つだ。
まず、修理する場合だが、最近よく見かけるのが『小さなキズ、ヘコミ直し。○○円~』という看板。キズが目立たない程度になればよいので安く直したいということなら、まずこの方法だ。

 この種の修理は一般的な鈑金修理と違って、バンパーを外さずに補修作業をするので、まず脱着工賃がかからない。従って作業時間自体も短くて済み、その分安く修理できるのだ。安くても、、作業工程が少ないわけではないし手抜きをしているわけではないのだ。

  料金は平成16年式のキューブの場合で1万8千6百円、工期1日だ。

バンパーの擦り傷 交換するか、修理するか!?の写真1

研磨作業。バンパー地部分までサンダーで削りパテで整形する。
.マスキングし、サフェーサ処理後、ボディ色に塗装する。

ちなみに、同じキューブを、新品のバンパーに交換する場合はいくらくらいかというと、部品代が3万1千9百円、脱着工賃6千3百円の、計3万8千2百円。
  交換の場合は、一般的には工場でバンパーをボディ同色などに塗装するが、メーカーや車種によってはあらかじめ塗装済みのものもあり、そうした場合は修理より安くなることもある。

バンパーの擦り傷 交換するか、修理するか!?の写真2

艶出し磨き作業を経て、補記類など取り付け、修理完了。

リサイクル、リビルトもある!

また、最近は部品代を圧縮できるということで、程度が良く在庫量も豊富になってきたリサイクル部品(中古部品)を選ぶユーザーも増えている。
 
いずれの場合も、目立たない程度に直ればいいから安く!とか、高くてもいいからキッチリきれいに直したいというように、自分の要望をしっかりと工場に伝えることが大事。できれば実際に作業をするスタッフに直接伝えるといい。

  最近の傾向としては、交換による廃棄物を出さずに済むので環境にもいいということで、修理を薦める工場が増えていることも覚えておこう。

バンパーの擦り傷 交換するか、修理するか!?の写真3

両サイドのヘコミが大きいため、部品交換の方が安くなった

バンパーの擦り傷 交換するか、修理するか!?の写真4

同じカラーのリサイクル部品を取付けることができた。

参考価格

平成16年式 キューブ  修理費用:18600円 
工期 1日

平成13年式 ローレル 部品代・工賃 25000円

取材協力

有限会社石橋自動車

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