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リサイクル品のメリット “込み込み”価格

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リサイクル品のメリット “込み込み”価格の写真

今回は愛車のアクセラを左サイドのフロントドアからリアフェンダーまでしたたかにぶつけてしまったユーザーの修理事例。
 修理代を安く上げるには、費用の約半分を占めるパーツ代を抑えるのが基本だ。なんとか部品交換をせずに済ませたいところだが、さすがにこれだけのダメージになると工場でもドア交換は避けられないという。
 ただ、なるべく安く済むよう前後ドアは新品パーツではなくリサイクルパーツを利用、リアフェンダーは鈑金で直すという方法を提案してくれた。

リサイクル部品がみつからない!

ほっとしたのも束の間、問題発生。リサイクルパーツの在庫がフロントドアしかない。実は、左側のリアドアは左折時の巻き込みで擦る事故が多いため、無傷のものがなかなか市場に出回らないのだ。
 さらに、みつかったフロントドアもアクセラの年式が新しく、もともと品薄がちな車種だったため新品とあまり変わらないほど値段が高い。

リサイクル品のメリット “込み込み”価格の写真1

今回は、リサイクル部品の価格も高く新品と替わりませんが、リサイクルドアに付いてくる部品があるので、二万円ほど安くできた。

いろいろついてるリサイクル部品

さらに、みつかったフロントドアもアクセラの年式が新しく、もともと品薄がちな車種だったため新品とあまり変わらないほど値段が高い。
「これではわざわざリサイクルパーツを使う意味がない」と思うのも無理はないが、実はそうでもないのだ。
 一口にドアと言っても、実際にはドアパネル、キャッチハンドル(ドアノブ)、ガラス、パワーウインドーモーターなど複数の部品で構成されている。新品でドアと言った場合はこのうちのドアパネルだけを指し、その他のパーツも損傷している場合は別途注文しなければならない。
 対してリサイクルパーツの場合は、ドアミラー以外は全部一体となっているので、新品に近い値段がついていても、付属部品の分だけ安くなっている。
さらに、ドア裏側の塗装、パワーウインドウレギュレーターやドアストライカーなどの脱着工賃も不要なので、その分安くなる。 
今回の例では2万円ほど新品より安く抑えられた。。

リサイクル品のメリット “込み込み”価格の写真2

新品ドアに合わせて、修理していきます。出来るだけパテが少なくなるよう鈑金。

数万円の差?新品でもいい

この他、新品部品ではバンパーなどのようにメーカー出荷時に塗装されてくるものもあるが、ドアやフェンダーなどのパネルパーツは無塗装の黒い状態のままで出荷されることが多い。そうした場合は修理に塗装という工程が加わり、その分修理費も高くなる。
 同じ『パーツ交換』でも、新品を使うかリサイクル部品を使うか、さらに新品なら塗装済みかどうかで修理費は違ってくるので、その点は事前にしっかりと確認する必要がある。
数万円の差なら新品を使おうという判断も当然なので、そうした意向もはっきりと工場に伝えておこう。

リサイクル品のメリット “込み込み”価格の写真3

塗装前

リサイクル品のメリット “込み込み”価格の写真4

完了

参考価格

アクセラ 修理費用:261000円 
工期:10日

取材協力

プラチナモータース カーコンビニ倶楽部 

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