今回、取材したキャメルが装着したのは、エム・ケイ・ジャパンのITS?1200という製品。自社の営業車(ディーゼルンジンのハイエース)に装着し、約2年が経過している。装着前は9㎞/?だった燃費が、装着後は9・79㎞/?に向上したという。
エンジン再始動時にかかる燃料と、5秒間エンジンを止めることで節約される燃料が同量なので、5秒以上停車する場合はアイドリングストップした方が、ガソリンの消費量は少なくなる。もちろん、ガソリン消費が減ったぶん、CO2の発生量も削減できる。
ITS?1200の場合、オートモードにしておくと、時速20㎞/ hになるとシステムが作動。渋滞の中など、のろのろ運転の時にはエンジンが停止しないようになっている。そして、Dレンジのまま車速がゼロになると、4秒後にエンジンが停る。ブレーキを踏んだままシフトをニュートラルへ入れるとエンジンが再始動、Dに入れてスタートという仕組み。マニュアルモードもあるので、ドライバーの意志でエンジンストップ、再始動を行なうこともできる。
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自動的にエンジン停止。ガソリン代を節約できる。
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ハイブリッドカーや電気自動車に注目が集まり、クルマにも環境性能が求められる時代。でも、新車に買い換えるお金はない!
そんな人にオススメなのが、後付けのアイドリングストップ装置だ。
アイドリングストップと言えば、マツダのテレビCMでもお馴染み。アクセラ、ビアンテ、新型プレマシーにも搭載されている。マツダのiストップはセルモーターを使わず、シリンダー内にガソリンを噴射、爆発させて再始動する技術。これは自動車メーカーならではのエンジン制御技術なので、同列には語れないのだが、後付け装置もクルマが停止すると自動的にエンジン停止、走り出す操作を合図に再始動する点は同じだ。
そんな人にオススメなのが、後付けのアイドリングストップ装置だ。
アイドリングストップと言えば、マツダのテレビCMでもお馴染み。アクセラ、ビアンテ、新型プレマシーにも搭載されている。マツダのiストップはセルモーターを使わず、シリンダー内にガソリンを噴射、爆発させて再始動する技術。これは自動車メーカーならではのエンジン制御技術なので、同列には語れないのだが、後付け装置もクルマが停止すると自動的にエンジン停止、走り出す操作を合図に再始動する点は同じだ。
注目の装置!
取り付けた車種は200系ハイエース。ディーゼルのAT仕様。毎日走る営業車なら、効果てきめん。
インパネ、メーターなどを取り外し、キーシリンダーから必要な信号線を取り出す。
取り付けの際に追加リレーなどが必要な車種もあるので、クルマの電気系がわかっていない人がDIYで付けるのはトラブルの元。でも、電装系を主に扱うショップならどこでも対応できるレベル。市街地を毎日走り回る営業車はもちろん、エコに関心がある人も、プロショップに相談してみてはどうだろう
メーターの裏からは、L端子、スピードパルス信号など取り出す。
ハイエースは、スターター回路にエンジン始動・停止リレーを追加する必要あり。
運転席シート下のエンジンコントロールコンピューターからエンジン制御系の信号を取り出す。
コントロールユニットの液晶画面に、走行累計時間とアイドリングストップ累計時間が表示される。