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エアコンのない夏?

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エアコンのない夏? の写真

高温多湿の日本の夏。特に都会ではその暑さは尋常ではない。車に乗ったら誰でもエア
コンのスイッチに手が伸びてしまうのも当然だ。エアコンが効かないという相談も切実なものだろう。
しかし、エアコンの不具合箇所を発見するのはそう簡単なものではない。早く安く修理してほしい、というオーナーの希望もよくわかるが、エアコンに限ってはそうはいかない可能性もあるのだ。

ガス漏れによりコンプレッサー本体にオイル汚れ

原因を発見せよ!

その理由はエアコンの仕組みにある。暖房と異なりエアコンのシステムはかなり複雑だ。コンプレッサーで圧縮した冷媒( エアコンガス) をコンデンサーに送り、エバポレーターに噴射。気化するときに、周囲の熱を奪う事であの冷たい空気が発生するというサイクルで動いている。
この中のどれかに不具合が発生したり、ガスが足りなくなったり、また高圧ホースに漏れなどがあったりするとエアコンが効かないという事態になる。
そのため、原因を特定するために様々な作業が必要だ。エアコンガスを新たに注入したり、原因を探るために部品等をバラして確認したり…。つまり、故障個所の特定がひとつの作業となり料金が発生することもある。

エアコンのない夏? の写真1

コンプレッサーを交換(新品やリビルト品が望ましい)

エアコンガスではなかった!

エアコンの調子が悪いと悩んでいるなら、そのあたりをしっかりと理解して専門ショップに原因を究明してもらおう。
写真のケースは、毎年のようにエアコンガスをいれていたが、やはりエアコンが効かないという事態にガス漏れを疑い、専門ショップへ依頼されたものだ。すべてのエアコンパーツ類のガス漏れを点検し、コンプレッサー本体とコンプレッサーに付く高圧ホースからのガス漏れとわかり修理を行ったという。

〝エアコンのない夏?はあり得ない。ちょっと気になることがある場合はまず専門ショップで点検をしてもらうのがベストだ。

エアコンのない夏? の写真2

劣化した高圧ホースも同時に交換。

エアコンのない夏? の写真3

エアコンガスを注入して作業完了

【エアコン豆知識】

エアコンガスを補充すればある一定の期間までは快適に過ごせる。
しかし、ガス補充を何度も繰り返しているとコンプレッサーオイルも同時に抜けてしまっていることがあるので注意が必要だ。
(上がオイル漏れがみられるコンプレッサー:下が交換予定のもの)

エアコンのない夏? の写真4

参考価格

85,000円(点検代込み)/3日

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