車両点検を実施。
点検の結果、マウントの不良を確認
信号で停車すると、車の振動が気になる…、そんな症状を訴えるこの車のオーナー。
Dレンジでいれた状態で停まっているとかなりの振動を感じるというのだ。エンジンは動いている限り常に振動しているものだが、大きな振動は乗り心地を悪くする。さっそく専門ショップにて診てもらうことにした。
Dレンジでいれた状態で停まっているとかなりの振動を感じるというのだ。エンジンは動いている限り常に振動しているものだが、大きな振動は乗り心地を悪くする。さっそく専門ショップにて診てもらうことにした。
どこが壊れている?
まずは、車両点検を実施して、ATミッションの不具合なのか? それとも他の部分なのかを確認してみると、どうやらマウントの不良であることがわかった。このマウント(エンジンマウント) とは、簡単にいうとエンジンとボディをつないでいるパーツのこと。
エンジンの振動をこのパーツがクッションとなって振動を吸収している。制振、防振という役目を担っているため、ゴム製のものが多い。このマウントが古くなり、くたびれてくると、振動が大きくなり乗り心地が悪くなるのだ。
入庫した車もこのマウントが経年劣化し、不快な振動を乗っている人に与えていた、というわけだ。さっそくエンジンからマウントを取り出す作業を開始。取り出してみると、大きな亀裂がはいり、ゴムの柔軟性も失われていた。
ミッションマウントは、トランスミッションからの振動を吸収するパーツで、やはりこちらも同時に交換するのがベスト。どちらの作業も完了後、ロードテストを行い振動が解消されたことを確認した。
エンジンの振動をこのパーツがクッションとなって振動を吸収している。制振、防振という役目を担っているため、ゴム製のものが多い。このマウントが古くなり、くたびれてくると、振動が大きくなり乗り心地が悪くなるのだ。
入庫した車もこのマウントが経年劣化し、不快な振動を乗っている人に与えていた、というわけだ。さっそくエンジンからマウントを取り出す作業を開始。取り出してみると、大きな亀裂がはいり、ゴムの柔軟性も失われていた。
ミッションマウントは、トランスミッションからの振動を吸収するパーツで、やはりこちらも同時に交換するのがベスト。どちらの作業も完了後、ロードテストを行い振動が解消されたことを確認した。
エンジンを傾けて、マウントを取り出す。
ゴムは劣化する!
マウントはおおよそ走行距離10万㎞前後での交換が必要だそうだが、走行距離が少なくても例えば旧車のような年月が経過している車は交換が必要な場合もある。
ゴムは、年月とともに必ず劣化するからだ。ATミッションの場合、ニュートラルからDレンジに変えたときに振動が大きくなる、といった症状が多い。
振動で乗り心地が悪い、そんな心当たりがあるというオーナーはなるべく早く専門ショップへ相談することをオススメする。
ゴムは、年月とともに必ず劣化するからだ。ATミッションの場合、ニュートラルからDレンジに変えたときに振動が大きくなる、といった症状が多い。
振動で乗り心地が悪い、そんな心当たりがあるというオーナーはなるべく早く専門ショップへ相談することをオススメする。
エンジンマウントを確認すると、大きな亀裂が入っていた。
不良マウントは、劣化してつぶれている為、高さが違うのがわかる
ミッションマウントも劣化しているため同時に交換
交換した左右のエンジンマウントと、ミッションマウント。
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