小さなキズ・ヘコミ の修理費用/修理事例
パワーステアリングポンプ分解点検(ベーンポンプ)
修理内容で見る 小さなキズ・ヘコミ
担当工場 | デルオート 世田谷工場 | ||
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修理/作業内容 | パワーステアリングポンプ分解点検(ベーンポンプ) | ||
メーカー/車名 | /ジャガーXJ6 3.2L | カラー |
修理/作業金額 | 修理/作業期間 | ||
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修理担当者 からのコメント |
●症状● ハンドルが低速時に重い 走行距離 約120,000km |
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低速時のハンドルが重いということで、パワステポンプが持ち込まれました。症状確認の為、分解前にテストを実施します。
テストした結果、圧力が基準値105bar/±5であるところ30bar、フロー量は基準値5.25〜8.2dm3のところ5.3dm3でした。この結果から、流量は基準値内ですが、油圧が極端に落ちていることが分りました。油圧が落ちているため、ハンドルのアシスト力が減衰し、特に重くなったと思われます。
テスト結果と推測原因に留意しながら、パワステポンプを分解します。
圧力が上がらない原因は、ローターハウジングのインナー側面部(トルコイド曲線部)の磨耗でした。この磨耗によりオイルが内部リークし、油圧が基準に達せず、ハンドルが重いという症状に至ったと思われます。ローターハウジング内側磨耗の原因は、フルード切れと推測されます。