小さなキズ・ヘコミ の修理費用/修理事例
AT(ZF 5HP24)のオーバーホール
修理内容で見る 小さなキズ・ヘコミ
担当工場 | デルオート 世田谷工場 | ||
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修理/作業内容 | AT(ZF 5HP24)のオーバーホール | ||
メーカー/車名 | /ジャガーX308(4.0リッター) | カラー |
修理/作業金額 | 修理/作業期間 | ||
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修理担当者 からのコメント |
●症状● NレンジからDレンジにしたときにシフトショックが大きい、ということで入庫しました。 ATはZF社製の5HP24です。 ATは弊社に入庫前に乗せ替えられていたようです。本来取り付けられているべき種類の5HP24ではありませんでした。4.0リッターでもジャガーX308用の5HP24というATは6種類存在しますが、どうやら4.0リッターというだけでATの種類を確認せずに乗せ替えてしまったようです。 |
AT内部を完全に分解します。内部には数多くのパーツがあります。
バルブボディ(シフト制御をするコンポーネント)も完全に分解します。とても緻密な作業です。
オーバーホールに際して交換した主なパーツです。
洗浄後、コンポーネント毎に組み立てます。これらが主要なパワートレーン部分になります。
パワートレーンをハウジングに組み付け後、フロント側とリヤ側のクリアランスを測定、調整します。勿論、基準値に則ります。
事前に組み立てたバルブボディを取り付けます。形になってきました。
トルクコンバーターのクリアランスを測定します。ATのタイプや種類によって、そのクリアランスの基準値は様々です。
トルクコンバーターを取り付けて、ATの組立が完了しました。ですが、この後テストをするのでまだ出荷できません。
組み立て終わったATをテストベンチに取り付けて、出荷テストをします。測定値とメーカー基準値との比較など、テスト項目は多岐に渡っています。このATは全ての項目をパスしたので、この後出荷しました。