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冬だってエアコンが必要だ!

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冬だってエアコンが必要だ!の写真

エアコンは、液体が蒸発する時に熱を奪う性質を利用しているというのをご存じの方も多いだろう。注射をするときに消毒をすると腕が冷たくなるのと同じ理屈だそうだ。
エバポレーターは、冷媒を蒸発させて熱を奪う装置で、冷媒つまりエアコンガスが循環してそこを風が通過すると冷たい風となり、それがエアコン吹き出し口から噴き出すというわけだ。

まずは、ダッシュボードを取り外す。

エアコンサイクルは複雑

エバポレーターは、ダッシュボードの奥に設置され、エアコンサイクルの重要な働きをするパーツである。今回はそのエバポレーターの交換事例を紹介しよう。

冬だってエアコンが必要だ!の写真1

真ん中に見える、黒い物体がエアコンユニット

エアコンの不具合はなぜ?

エアコンが効かない、ということで入庫したこの車。どこでガスが漏れているのか、不良箇所はどこなのか? をエアコンサイクル内を点検、発見する作業からスタートした。
点検をしてみるとエアコンガスが極端に少ない状態であることがわかった。しかも、自然に減るには多すぎる量だ。ガス漏れを点検してみると、エンジンルーム内では確認できず、室内での漏れと判断。エバポレーターであることがわかった。 

冬だってエアコンが必要だ!の写真2

エアコンユニット内にエバポレーターがある。

解明!修理へ。

ここまで解明できれば、あとは交換作業を行えばよい。といっても多くの車の場合、このパーツはダッシュボードの奥に隠れていることが多いので、ひとつひとつ前面のパーツ類を外していく作業が必要となる。エアコンユニットからエバポレーターを取り外し、新品に交換したらもう一度、外したパーツ類を元に戻していく。

冬だってエアコンが必要だ!の写真3

.ヒーターコアを外し、エバポレーターを交換。

エアコンガスを注入して点検、冷たい風が吹き出すのを確認して作業終了となった。
エアコンは冷房だけでなく、除湿することにより室内の曇りを取ってくれる重要な役割を果たしているが、なかなかメンテナンスを自分で行うのは難しい箇所だ。ちょっとエアコンの効きに不安を感じたら、まずはプロの診断を受けてみよう。また、エアコンの臭いが気になったり、風が弱いというような症状のときもこのエバポレーターに原因があることがあるので注意が必要だ。

冬だってエアコンが必要だ!の写真4

上が新品の部品。下が、今回取り外した部品。

冬だってエアコンが必要だ!の写真5

エアコンガスを注入すれば完了。これで安心

参考価格

約79,000 作業時間:1日半

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