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暑い夏はすぐそこ!

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暑い夏はすぐそこ! の写真

ジメジメとした梅雨から今年も暑い夏がやってくる。普段から愛車のメンテナンスを心がけている人もそうでない人も、「要注意」な時期に突入していく。最近は、セルフ式のガソリンスタンドで給油する人が増え、スタンドに寄ったついでにボンネットの中を開けて点検…という風景もあまり見なくなってきた。
しかし、車は定期的な点検・メンテナンスが必要だというこ
とを忘れてはならない。

狭い所に取り付けられウォーターポンプ

早期発見でよかった~

エアコンの点検ということで来店したこの車。
エンジンルーム内のコンプレッサーを点検していたところエンジン冷却水の漏れを発見。ウオーターポンプの周りに冷却水が漏れた跡がみられた。ウォーターポンプとは、燃焼によって発生するエンジンの熱を下げる冷却水( LLC ) を循環させるためのポンプ。エンジン内部に冷却水の〝通路?があり循環させる役割をしている。
年数の経過とともに、回転しているウォーターポンプの軸の部分にあるベアリングが劣化し、冷却水が漏れてしまうことがあるのだ。今回も成分が固まった冷却水の付着があったことで発見することができた。
このまま気づかずにいると、冷却水が不足し、エンジンの熱を下げきれずにオーバーヒートを起こすことになる。最悪の場合、エンジンが焼き付いてしまう、ということもあるのだ。今回はウオーターポンプを交換する作業で、数万円の出費で済んだが、あらためて定期点検の重要性がわかる結果となった。冷却水は、さほど頻繁に交換が必要なものではないが、エンジンの熱を下げる重要な役目の液体なので車検時、点検時にはチェックしておこう。

暑い夏はすぐそこ! の写真1

冷却水の成分が固まって付着

オーバーヒートが起こったら…

最近の車にはメーター内に水温計が無い車がある。その場合は水温に異常が生じたら、ヒートランプ(警告)が点灯する。
万が一、オーバーヒートを起こしてしまったら? 異常を感じたら安全を確保してすぐにエンジンを切ること。もう少し…と走ってしまうと症状が悪化して、修理代も高額になってしまうかもしれないぞ。

暑い夏はすぐそこ! の写真2

まだ漏れは少量のようだ。

暑い夏はすぐそこ! の写真3

新品部品に交換。

暑い夏はすぐそこ! の写真4

取付完了。(手前はコンプレッサー)

暑い夏はすぐそこ! の写真5

エンジンをかけて状態を確認し作業完了。

参考価格

約24,500円(税抜)/6時間/

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